TARAREBA

たられば娘にはなりたくない

私だったら次のちんぽを探します。

今話題の「夫のちんぽが入らない」を読んだ。

というか、何か、面白い邦画を観たような感覚だった。

あっという間に脳に心に入ってきて、

爪痕を残してあっという間に終わった。という感じ

 

私の場合、読み終えた時はこうだった。

 

「ハァ。。。」

 

生きにくい世の中だな。と

 

みーーーーんな、みーーーーーーんな、

「何か」問題を抱えていて、悩んでいる。

 

その「何か」は、自分にとっては大問題でも

ある他人からしたらちっぽけなことだったり、

はたまた別の他人からしたら、もっともっと深刻なことだったりする。

そしてその「何か」を、

誰かに相談したり、ネタにしたりして外に出せる人もいれば、

誰にも言えず墓場まで持っていく人もいる。

 

そんなそれぞれが抱えた「何か」は

世間の言う「普通」というものを基準に評価されがちで

重い、軽い、普通、異常、最低、最高、かわいそう、羨ましい、、

とかなんとかって色々振り分けられる。

みんな個人の感情で評価はしていない。

世間的な感情で。「一般的」な感想を述べる。

そしたらそれがいつの間にか自分の判断基準にも影響していて

本当は死にたいほどツライのに

世間からしたらこのぐらい普通。なんでもない。大丈夫。って

自分の相対評価を封じ込めて、絶対評価の採点をしてしまう。

そこには自分の目で見た世界じゃなく、

他人の目で見た「普通」の世界しかなくて、

その「普通」に大幅に馴染めなかった人間は

いつかその世界から離脱しなくてはいけなくなるんだろうな。

世間の基準なんて、他人の目なんて存在しなければ

問題は問題にすらならない。

自分にとっての「当たり前」としてそこに存在するだけだろうに。

この世の中、誰しもが自分の世界ではない世界で

生きにくい中、生きている。

まるでバーチャルリアリティー。

あんな機械なくたって、人間そもそもVRの世界で生きてるようなもん。

 

この本の作者のこだまさんも

みんなと同じ「普通」の価値観を持っている人なんだと思う。

夫のちんぽが入らない。っていう異常事態。

それが普通ではないから、母や医者や誰にも言えない。

そのちんぽ問題を筆頭に、こだまさんの身に起こる事態は

大抵が「普通」の事態ではなく、

重くて悲しくてどうしようもないことばかり。

時代や地域も交差して複雑化してしまったこだまさんの人生。

VRのゲームだとしたら、

こだまさんの人生ゲームの難易度は難★★★

でもそれを、今、

自分の人生だと認め理解して

客観視してリズミカルな小気味いい文章で綴っている。

あれだけ内に秘めたはずの想いや状況を

これだけスッと他人に読ませられる作品ってすごい。

緻密に作られたフィクションのような世界観

なのに1人の女性のノンフィクション。

 

まあ、私は、夫のちんぽが入らないなんて無理です。

入らなかったら結婚なんてできません。

ご縁がなかったということで。。じゃっ!

って、次の別ちんぽに行くね。w

だから、こだまさんってすごいのよ。

いつか「普通」になるだろう。って期待して

「異常」をずっと貫いてるんだから。

入らないちんぽに執着して。

普通でありたいって価値観を持ちながら。

それって壮絶。

これもまた社会的そして個人的主観の意見ですが。

 

これ読んで、たかがそんなレベルの問題、屁でもねーよ!

俺だって俺の人生で小説書けるわ!

っていう強者だっているはずだから。

(こだまさんのように文才があるかは別)

 

みんながそれぞれ歩んできた人生に基づいた主観で

心の深いところで評価されていく作品ですね。

単に面白いとか面白くないとかじゃなくて。

 

要は「普通」なんて認識はそれぞれの内にあるものだよ。って

 

そんな話。

そんなわかっちゃいるけどって話。

それをナチュラルに改めて向き合わせてくる作品。

 

あれ?まとめが雑w

 

読書感想文なんて小学生以来だよっ。

 

 

 

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